2021/01/29
お知らせ
【インタビュー特別編】訪問看護の現場より
現在、訪問看護ステーションでパートとしてお仕事をされておりかつ
ハートスイッチの研修等で講師として活躍中のH先生に
『訪問看護のお仕事』について聞いてみました!!(^^)!
<H先生プロフィール>
急性期病棟看護師としてに8年勤務
慢性期病棟看護師としてに7年勤務
現在、訪問看護師として約2年勤務
Q1.訪問看護のお仕事をしたいと思ったきっかけはありますか?
急性期病棟でキャリアをスタート。
そちらで医療に関する知識や接遇まで学ばせて頂きました。
慢性期病棟ではコミュニケーションが取れない患者様が沢山おられ、
どうしても病院主体のやり方になり流れ作業のような感じで業務をこなす毎日でした。
そんな中で訪問看護のお仕事についてお話を聞かせて頂く機会があり、
訪問看護のお仕事は利用者様主体、ご家族様主体であることに興味をもちました。
『患者様がしたくないことをしなくてもいい…』
当時、看護師としての仕事のやりがいなどを見失いかけていた私にとって、
訪問看護なら看護師としてのスキルを発揮し、利用者様やご家族様に寄り添った
看護ができるのは?と思いました。
Q2.実際に働いてみていかがでしたか?
訪問看護のお仕事は1対1でご利用者様と深く関われることができます。
時間にしても1回の訪問で30分~1時間と長くじっくり向き合うことができます。
私の働いている訪問看護ステーションでは誰が担当してもいいように1人の利用者様
に複数の看護師が対応していますが、その中でも私の名前を覚えてくださる利用者様が
いらして自分が必要とされていると実感でき、それがやりがいに繋がっています。
私は家庭を優先させる為に現在、9:00~14:00の時間帯で働いています。
各訪問の間の時間は家に帰らず事務所で事務作業をしています。
訪問看護の良いところは今の自分のライフスタイルに合った働き方ができることです。
それぞれのスタッフの勤務時間に応じた訪問先が割り当てられますので、残業も
ほぼありません!
Q3.緊急時の対応について
急変は確かにありますが、チームでお仕事をしているので、LINEや電話を
使ってすぐに他のスタッフに相談する事ができます。
例えば自分の訪問時に点滴が打てなかったとしても、次に訪問するナースに
繋げるなどもできるので、自分一人が抱えなくても大丈夫な環境になっています。
また、子供の急な熱で仕事を休まなくてはいけないときも誰かが助けてくれます。
≪ハートスイッチよりまとめ≫
H先生は家庭との両立の為短時間のパートで働かれていますが、
病院のパート勤務では叶えることが難しかった『やりがい』(看護師として考える仕事)
を得て活き活きと働いているなと感じました。
お仕事をする上で看護師さんの活躍の場は沢山ありますが、『やりがい』も
得られるのは訪問看護というサービスの特徴だと思います。
在宅生活を支える訪問看護というお仕事、本当に素敵なお仕事だと思いました。
H先生、お忙しい授業の合間のインタビュー、本当にありがとうございました。